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歯科看護師のメリット・デメリット

歯科看護師になるメリットは、ワークライフバランスを整えやすいことです。夜勤がなく残業も少ない職場であるため、プライベートの時間と仕事の時間を両立させやすく、育児や趣味の時間を捻出しやすいでしょう。仕事とプライベートを両立したい人やワークライフバランスあ気になる人にとっては働きやすい良い環境といえます。さらに、歯科においては患者の容態が急変することもほとんどないのも特徴です。あくまで歯の治療に訪れる人ばかりなので、体調不良を訴えて生死にかかわる事態に陥る可能性は非常に低いのが特徴です。そのため、看護師として診療科によっては直面しやすい生き死にに関しても、歯科看護師として働いている過程では無縁でいられる可能性が高いのです。

デメリットとしては、それほど募集数が多くないことが挙げられます。虫歯治療についてのサポートを行う役割も担うものの、仕事の全体を通してそれほど多くのスタッフが必要になるわけではないからです。タイミングが悪ければめぼしい求人を見つけられないまま時間が過ぎていく可能性も否定できません。また、他の診療科と同じようなスキルは求められないため、看護師としてやる気やスキルを持て余しているように感じてしまう可能性もあります。加えて、一般歯科における看護師は歯科助手としての役目を任される可能性も高く、看護師として活躍したい人にとってはやる気を損ないかねません。一般歯科のほかに口腔外科で働くという方法もありますが、この場合は他診療科と混合されていたりと、また別の注意点を知っておくことが必要になるでしょう。